「茶屋知らず物語」岡本かの子46歳の作品         雑誌「禅の生活」昭和10年(1935)6月号初出

朗読時間 13.21分   読み手:MM、YH

宗教界では既に活躍していたが、かのこは真の小説家になるという熱い志を抱いていた。次のステップに上がるべく雌伏していた時代の作品群の一つである。僧二人の姿がユーモラスに描かかれている。おとぎ話のような、ほほえましいお話。